和名:イロハモミジ
学名:Acer palmatum Thunb.
別名:イロハカエデ、タカオモミジ、モミジ
科名:カエデ科(新エングラー)、ムクロジ科(APGⅢ)
観賞期:秋(紅葉11月上中旬)
園内植栽場所:秋のゾーン(G-3,H-3,I-3,I-4)
落葉高木で葉に深い切れ込みが入り、5~7つに裂ける。和名の由来は「いろは歌」で葉の切れ込みを数えたことによる。宇治市の「市の木」。
<担当者雑感>
紅葉だけではなく春の芽吹きが鮮やかできれい。芽吹きのころによく見ると小さな赤い花を咲かせているので花にも注目してもらいたい。夏には竹とんぼのような翼をつけた種子を付け、秋から冬にかけて風に乗っていろいろな場所に飛び、春になると思わぬところからも発芽する。
枝の先端につける冬芽がシカの蹄のようにも見えるのも面白い。
葉は様々な毛虫、イモ虫、うどんこ病がつき、枝や幹にはカミキリムシの幼虫が入り込み枝を枯らすことがあるのが難点。
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イロハモミジの紅葉 |
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痛んだ木材の隙間から発芽するイロハモミジ |
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虫食い穴から発芽したイロハモミジ |
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イロハモミジの種子 |
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イロハモミジの新緑 |
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イロハモミジ(G-3,H-3,I-3,I-4) |